節税できる可能性が高い土地というのは、「評価が難しく専門家でないと適正な評価ができない土地」です。これらの土地の評価をしっかり算定することで数百万円~数千万円の節税が狙えます。
以下に節税効果が狙える可能性が非常に高い16種類の土地をご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
広大地(近隣に比べ広めの土地)、5物件(土地)以上お持ちの場合、不整形地については特に大きな節税効果が期待できますので、所長石井が実際に足を運んでチェックします。
一般的に広大地と呼び、その地域における標準的な宅地の地積に比して著しく地積が広大な宅地のこと。三大都市圏で500㎡以上の土地は該当しますので、大きな節税効果が期待できます。
個人が、相続又は遺贈により取得した財産のうち、その相続の開始の直前において被相続人等の事業の用に供されていた宅地等又は被相続人等の居住の用に供されていた宅地等のうち、一定の選択をしたもので限度面積までの部分の事。
相続税の課税価格に算入すべき価額の計算上、一定の割合を減額します。この特例を小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例といいます。
幅4m未満の道路に面する宅地の事。道路とは幅員が4m以上であることが求められ、この道路に2m以上接する敷地でなければ建築が認められませんが、昔の基準で整備されたものが少なくありません。
路線に接する間口に対して奥行が長大な宅地の事。
アパートなどの敷地では借地権、借家権がつき、評価が下がります。
倉庫の敷地では、評価が下がります。
文化財建造物である家屋の敷地の用に供されている宅地の評価が減額されます。
スーパーなどの敷地では、評価が下がります。
三角形や台形など長方形以外に区画された土地、その他の多角形や凹み部分がある土地を不整形地と呼びます。
崖地・傾斜地は利用に適さない、安全面でリスクがある土地です。
接する道路と高低差があり、利用価値が低下する可能性がある場合評価額が下がります。
線路沿いの敷地は振動、騒音による評価減の可能性があります。
「庭内神し」とは、一般に、屋敷内にある神の社や祠等といったご神体を祀り日常礼拝の用に供しているものをいい、ご神体とは不動尊、地蔵尊、道祖神、庚申塔、稲荷等で特定の者又は地域住民等の信仰の対象とされているものをいいます。
忌み等により、その取引金額に影響を受けると認められる土地。
高圧線下は区分地上権が設定されていることがあります。 区分地上権とは地下又は空間に上下の範囲を設定し、工作物、立木等を所有するために設定される権利のことです。区分地上権を設定すると当該設定区域の権原を取得しつつ、地上面の使用に制限を加えられます。
古い登記などで実際に登記された地積と実際の地積に誤りがある土地です。 相続税の評価は実際の地積により評価されるので、土地の現地調査が必要になります