相続財産にはさまざまな種類があります。現金預金や有価証券、自家用車など色々とありますが、何といっても相続財産の代表格は自宅であり、もっと言えば「土地」です。
少し前までは相続財産の中心を占めていたのは、まぎれもなく土地でした。
しかし少子化による人口減少により都市部でさえ住宅用地が余りはじめ、今では引き取り手のない空き家をどうするのか、全国の自治体は頭を悩ませています。
実は、土地は必ずしも喜ばれる財産ではないのです。
相続したくなければ相続放棄をすればいいのですが、土地の場合ほかの財産放棄とは異なり、いくつかの注意しなければならない点があります。
今回は、土地を相続放棄したいと思った際に知っておきたいポイントについてまとめてみます。