亡くなられた方(被相続人)の遺産を分割する際、最初にハッキリさせておかなければならないのは被相続人の「相続人が誰なのか」ということです。
相続人が特定できなければ、遺産をどのように分割するかを誰と相談して決めれば良いのかも分かりませんし、相続税額を算定することもできません。
この「相続人が誰なのか」ということは民法で定められていますが、実際に当てはめてみると判断に迷うケースや間違われるケースが往々にしてあります。
そこで今回は、「遺産を分割することができる相続人をどのように特定するのか(遺産分割の順位)」について詳しく解説していきたいと思います。