相続財産にはさまざまなものがありますが、その一つが「株式」です。価格が常に変動する株式を相続する場合、どのように相続税を計算するのでしょうか。
相続する財産にはさまざまな種類がありますが、その中の一つに株式があります。株式は株式市場に上場している「上場株式」と、株式市場に上場していない「非上場株式」の二つに分ける事が出来ますが、その二つに共通しているのは「価格が常に変動している」という点です。
株式は現金や預金と同じく有価証券に分類されますが、現金や預金のように価格が常に同じではなく、まず価格を決定するための評価が必要で、なおかつ常に変動しているため、正しい価格を知るためには大変複雑な作業を必要とします。
今回は、上場株式と非上場株式の2種類の株式の評価方法を確認しながら相続税の計算方法や相続後の株式の名義変更に必要な書類や手続き等についてお話ししたいと思います。